J3リーグ誕生の傍らで〜JFL事務局長インタビュー第1回

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戦況をみつめるHonda FCの井幡監督

そんなリーグ戦の中で私もホンダの試合を3試合見に行きまして、そのときに井幡監督とも話してきましたが、「勝つチームを作ること」と「(リーグとして)ホンダが力を見せないといけないと」ということを語ってくれていましたが、やっぱりJFLから別れて行ったチームがベースとなっている、J3リーグというカテゴリーが出来たことにより、JFL、そしてアマチュアサッカーを埋もれさせてはいけない、そして何よりも「強いホンダを取り戻す」という強い使命感を感じました。また、新しく入って来た鹿児島ユナイテッドFC、そしてレノファ山口FCなどは、早くもリーグの中で力を発揮してくれましたが、その反面では全国地域リーグ決勝大会で準優勝となり、リーグに参戦して来たファジアーノ岡山ネクストは、ちょっと苦戦していましたが、改めまして新しく入って来た6チームに対してはどんな印象を持ちましたか?

加藤1stステージで優勝したホンダについてですが、まだ旧体制だったころのJFLでは外国籍の選手はいたし、指導者も選手も何人かはプロ契約の選手がいました。そんな中である段階から、アマチュアチームとしてやってくということになり、監督も含めてみんな社員化が進み、2005年には完全にアマチュアのチームになったんだけど、やっぱりここ数年は、ちょっとチームの方もなかなか勝てないし、強かった時期から比べれば良いとは言える状態じゃなかったね。JFLでいえば、優勝回数も一番多いし、佐川(SAGAWA SHIGA FC)と並んで、リーグを代表する強豪チームであり、リーグ自体もホンダか佐川が優勝するって感じだったし、ちょっと前なら大塚製薬(現徳島ヴォルティス)なんかもそうだよね。やっぱりホンダっていうチームはリーグを代表する存在だとは思うけど、やっぱりここ最近はホンダ(会社)としてのサッカー活動が会社の業績のこともあるんだろうけど、ちょっと低迷してきたなってところも感じられていたんだけど、そんな時に今回、また新たにプロの監督だよね、それから選手も2人(古橋達弥、宇留野純)、ある意味プロのね。

サッカー協会の選手登録区分としては、彼らはプロ選手ではないですが、限りなくプロ選手と同じですよね。

Honda FCの宇留野純選手

基本的にはあれ(Honda FCと2人の契約)は、日本協会の統一契約じゃないんだけども、社員選手というか専門契約っていう感じで、カテゴリー的に言えばプロなんですよ。ホンダで、もう何年かな?彼らは10年近く離れてなかったのかな?7~8年離れてたのかな?

古橋は2004年シーズンの途中に移籍ですね。

だから10年ぐらいだよね。10年近く離れていた、過去に実績のあったOBをもう一回連れてきて。それは多分、チームを強くするってだけじゃなくて、チームの中に色んな刺激を与えたりとか、(プロの)世界に行った子たちがもたらしてくれるプラスαってのを求めて、彼らを連れてきたんじゃないかなと思うんだけど。そういうところからすると、今年のホンダはちょっと強いなと思う。

それから力のあるチームと言うことで見れば、去年の実績から考えてソニー仙台FCとか佐川印刷京都ってのが、残ったチームのなかでは上位だよね。その辺と比べると、新しく入ってきた6チームについては少し力的には落ちるんじゃないかなって……とは言わないよ、そんなことは(笑)。

力量うんぬんは言わないけども、それでも当初、鹿児島に関しては2つのチームが一つのチームになるってことで、良くなるかもしれないし、ちょっと大変かも知れないと思った。だから、なかなかチームに関しては分からないことが多かった。まあ去年の地域リーグの実績からすると、岡山(ファジアーノ岡山ネクスト)は上位にいたんだけど、岡山はあくまで育成っていうところに主眼を置いているところだから、ちょっと力的にはどのぐらいかな?というところはあったね。それと、場合によっては2種の選手(高校生やユース)からも使うこともがあるかも知れないからね。

あと、開幕ではレノファ山口はホンダに負けちゃったけど、その後はホント良くなって来ているんだけど、沼津(アスルクラロ沼津)は予想よりもちょっと足踏み感が強いね。監督の望月さんは愛媛で指揮していた頃から知ってるし、愛媛でも結果を出していたから、沼津は結構やれるかな?という感触を持っていたんだけど、メンバーをがらりと変えてしまったことも影響したのか、意外と力を出し切れていない印象だね。
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