ヴァンラーレ八戸vsグルージャ盛岡:観戦レポート

全社東北予選2日目。第2試合は会場を変えてヴァンラーレ八戸vsグルージャ盛岡の一戦。ヴァンラーレ八戸は昨日お伝えしたように東北2部北のチーム。1回戦は1部の盛岡ゼブラに勝利している。グルージャ盛岡は東北1部で2位に付けている強豪。昨年リーグ王者ということで2回戦へシードされていた。

こう着した前半戦

前半戦は非常にこう着した展開となった。
ヴァンラーレ八戸は9一戸、7李澤、11笹森が中心となってグルージャ盛岡のゴールに元気よく迫る。しかしグルージャ盛岡は全く動じることなくこの時間帯をやり過ごすと、徐々に主導権を握っていき、気が付けばワンサイドゲームになっていた。
グルージャ盛岡はサイドの高い位置を起点に攻撃を組み立てる。グルージャ盛岡は時間の経過と共にいいクロスが配給できるようになり、ヴァンラーレ八戸を守備に追いやった。
ところがヴァンラーレ八戸もなかなかしぶとい。ゴール前のマークは決して外すことなく、無理せず淡々とグルージャ盛岡の攻撃を跳ね返し続けた。

グルージャ盛岡が試合巧者ぶりを見せる

しかし昨年リーグ王者は格が違った。37分にCKのチャンスを得ると、このチャンスをきっちりとものにする。
グルージャ盛岡はヴァンラーレ八戸に警戒されていた中央ではなくファーサイドにクロスを配給すると、これを頭で折り返す。このプレーでヴァンラーレ八戸の守備を振り切ると、最後は13加藤浩史がゴール正面で合わせてゴールネット揺らした。

すかさず追加点

均衡が破れた。そして先制されたヴァンラーレ八戸が動揺を隠しきれずバランスを崩してしまったのをグルージャ盛岡は逃さなかった。
前半40分のラストプレー、ヴァンラーレ八戸の最終ラインが高めになっていたのを逃さず、13加藤が突破して落ち着いてゴール左隅に流し込んだ。
引いた相手にセットプレーで先制し、
すかさず追加点を叩き込む。セオリー通りの見事な試合運びだ。

やり過ごした後半戦

後半も引き続きグルージャ盛岡が試合を支配する。一方的に攻めてヴァンラーレ八戸を押し込みつつも特にリスクをかけるわけでもなく、常に後方には5人から6人の守備陣を残した。
それでもグルージャ盛岡にとってヴァンラーレ八戸から得点を奪うには十分だった。
後半24分、9佐藤佳成がゴール正面でポストとなってボールを保持すると、後方から走りこんでいた8松田賢太へと簡単にはたく。フリーでそれを受けた8松田はよく狙ってゴールへとそれを蹴りこんだ。
試合は決した。グルージャ盛岡は攻撃のタレントを温存して試合終了までやり過ごした。

ヴァンラーレ八戸が意地の一発

ヴァンラーレ八戸もやられっぱなしとはいかない。少ない人数で幾度もの突破を試みた。
ヴァンラーレ八戸の攻撃が実ったのは後半ロスタイムだった。10新井山祥智のスルーパスを8藤山大輔が抜け出してGKとの一対一を迎える。グルージャ盛岡の守備陣は終了間際とあって特に追いかけることもなく、8藤山のシュートがゴール左隅に吸い込まれるのを見守った。
試合はこのまま終了。グルージャ盛岡が試合巧者ぶりを見せ付けて代表決定戦に駒を進めた。

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