tonan前橋vsBIWAKO S.C HIRA:観戦レポート

最終ラインを突き続けたtonan前橋

 前半はtonan前橋が積極的に仕掛ける。前線の選手をBIWAKO S.C HIRAの最終ラインに張り付かせて裏を狙う動きを繰り返す。チーム全体としてもボールを持ったら隙を見てBIWAKO S.C HIRAのDFラインの裏へボールを配給した。いたって単純な戦術だがこれによりBIWAKO S.C HIRAは守備に汗をかくことになり攻撃をなかなか組み立てられなかった。組み立てようとしても関東2部優勝を果たしたtonan前橋の堅守はそうそう崩れることがない。BIWAKO S.C HIRAはなかなか攻撃の形を作らせてもらえなかった。

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隙を見せたBIWAKO S.C HIRA・・tonan前橋が前半終盤に2得点

 守ってはtonan前橋の飛び出しを警戒し、攻めては最後まで攻めきれない。BIWAKO S.C HIRAはイライラが募り始めた前半終盤にDFとGKが連携ミスからtonan前橋の松永康司にボールを奪われて失点をしてしまう。さらには動揺したのか混乱したのかBIWAKO S.C HIRAは焦りから一瞬の隙を見せて、ついにtonan前橋の簡単な縦パスを通してしまい、またしても松永康司に決められる。tonan前橋は前半の終盤にきちんと2得点して万全の状態でハーフタイムを迎えた。

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決着へ

 後半に入るとtonan前橋は絵に描いたように守勢に、BIWAKO S.C HIRAは攻勢に出る。前半の段階でも堅守を保っていたtonan前橋BIWAKO S.C HIRAに決定的な形を作らせない。守りつつカウンターから追加点を狙うtonan前橋は、そのカウンターからいい位置でファウルを受けてチャンスを得る。これを氏家英行が直接叩き込んでセーフティリードとなる待望の3点目を奪った。

 勝負が決したと判断したtonan前橋は主力を下げて体力温存にシフト。何とか一矢報いたいBIWAKO S.C HIRAは少々ばたついたtonan前橋から増田勝行のゴールで意地の1点をもぎ取ることに成功。しかしtonan前橋にとってこのゴールはご愛嬌程度だろう。過密日程のトーナメントに得失点差は関係ない。tonan前橋は思い描いていたであろう通りの試合運びで勝利した。

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tonan前橋 3-1
(2-0)
BIWAKO S.C HIRA
前半35分 23松永康司
前半37分 23松永康司
後半14分 6氏家英行
後半31分 24増田勝行

完勝のtonan前橋、飛び級昇格への挑戦は続く

 tonan前橋は不気味なチームだ。あたかも勝って然るべきといった具合に書いてしまったが、tonan前橋は関東2部のチームであり、BIWAKO S.C HIRAは関西1部のチームである。それほどtonan前橋BIWAKO S.C HIRAの実力差はあったということを言いたい。tonan前橋は昨年も初戦で沖縄かりゆしFCに勝利しており、2回戦でもベスト4まで勝ち抜いた松本山雅FCを苦しめている。今日の勝利を見る限り、昨年以上の躍進を期待してもいいかもしれない。次の相手は九州の強豪、新日鐵大分との一戦となる。新日鐵大分の実力は分からないが、ここからは決勝大会へ紙一重以上の実力を持った全国クラスのチームが登場する。難しいのはこれからだ。

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